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2017年2月 7日 (火)

微小流量マスフローでお困りではありませんか?困ったときのブロンコスト頼み その2

前回からの続きです。

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微小流量のマスフローコントローラ(MFC)&マスフローメーター(MFM)は、なぜ製造が難しいのでしょうか?

マスフローのセンサーには5~10SCCMの流量が流れてしまいますので、それより小さいフルスケールレンジの製品を作ろうとすると、まず層流素子(バイパス)への流れを遮断して、センサーチューブだけにガスが流れるようにしなくてはなりません。
(つまりセンサーを流れる流量以下に微小流量用マスフローは全量計測をしています。)

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更に物理構造でセンサーに流れる流量を制限するか、もしくはそのまま流して微小レンジをピックアップして増幅するかでセンサーのスケールをダウンさせないといけません。この手法は不安定要因(前者の場合、流量制限機構が及ぼす流れへの影響、後者の場合、SN比の悪化)を抱えるため歩留まりが悪くなります。

また、この微小流量をどうやって校正するのか?という一番大きな問題も生じます。
例えば(株)平井さんの国際MRA対応JCSS校正証明書付きの音速ノズル方式気体流量校正システムhttp://www.hirai-system.com/kousei_mr/ の最低流量は10mL/min、直接校正をお願いした場合でも5mL/minです。
FS=1SCCMのマスフローの校正はできません。
ボリュームメーターでやっても・・・ボリュームメーターで測定できるレンジに到達するまで延々と気の遠くなる時間をかけて微小流量で流体を流し続けないと測定できる流量に達しません。昔、微小流量校正作業中とは知らずに、校正室のドアを開けて室内に気圧変動を起こしてしまった結果、微小流量MFCの校正を台無しにして怒られた若き日のDecoがいたりします。
部屋の気圧変動が影響するくらいなのですから、こういった難易度の高い作業は、他の流量レンジのマスフローと一緒に作業できるはずもなく、人が少なくなった時間帯で作業されることもありました。つまり微小流量マスフローは、工場の生産性そのものを落としての対応が必要とされてしまう性格の製品であり、今の合理化が叫ばれる風潮では敬遠されやすい製品なのですね。

では、ご紹介したブロンコストさんはどうかというと、基本的な構造や製造時の負荷は同じはずですが、全てのマスフローの調整がデジタル化で人の手を介さない自動調整であることのメリットがあると思います。
海外工場で生産して輸入されるが故に、国産の製品よりも輸送工程での時間がかかるのはどうしようもない事なのですが、それでも4週間強で微小流量マスフローはお届けできています。
(当然繁忙期などにはもっとかかることもあると思いますが・・・)

もう1点加えるなら、“流量測定機器”というニッチな分野に製品を送り出すということの責任を理解しておられる、言い換えるなら”流量測定メーカーとしての矜持“を持つ企業さんだからかもしれません。
流体測定&制御には細かな仕様があります。
ガス種だけで100以上、それが微小流量から大流量まで。
その中で一番数が出る美味しいところだけをやりたいのは経営者としては当然なのかもしれませんが、ある意味で供給責任を放棄する行為でもあります。
この業界経験が長い経営者は自社の顧客を裏切る行為と躊躇しますが、他業界から来たビジネスクールで学んできたような経営者は、容易に決断しがちなのかな?とも思います。
Decoには後者のそれは顧客に対する“信義の不履行”に思えるのですが・・・

実はブロンコストグループにはBronkhorst Calibration CentreというISO17025(検査、分析、測定などを行う試験所及び校正業務を行う機関に対する品質要求)を取得し、オランダのVSLに基づく校正事業を生業とする部門があります。
VSLは相互承認協定(MRA)により米国NISTや日本のNMIJと互換がありますから、こちらで発行された校正証明書は日本国内で発行されるJCSS流量校正証明書と同等です。
正直、こういった校正機関を社内で持つということは、コストだけを考えたら大きな負担となるはずです。

でも、それが製品への大きな信頼へとつながります。

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Bronkhorst Calibration Centre Data Sheetより引用

流量測定&制御業界に長年携わり、その社会的な責任を理解し、流量測定に関してここまで真剣に取り組んでいるメーカーだからこそ、Decoが今一番強くお勧めしているメーカーさんなのです。
是非一度お試しを!

【EZ-Japanここでもう一押し】by Deco EZ-Japan

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