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2015年11月 2日 (月)

真・MFC千夜一夜物語 第197話 MFCで使う用語のお話 その14

日本工業出版さんの「計測技術」誌での「マスフロー千夜一夜物語<質量流量計の基礎>」という連載も201511月号で18回目を迎えさせて頂きました。
皆様、ありがとうございます。

さて、初心者の方向けとして、そしてMFC(マスフローコントローラ)に少し慣れた方にも、常用する語句の定義確認の為に、カタログの仕様表でよく見掛ける語句を解説とを続けてきた「MFCで使う用語のお話」も14回目の今回で一区切りです。

・寸法(面間寸法、ポート間寸法)

寸法に関して、各MFCメーカーのカタログ・データシートに必ず外形図面が掲載されています。
MFCのような配管機器の一部品である限り、設計される方々にとって寸法は非常に重要な寸法です。

また、ユーザーの立場からしても、現在使用しているMFCの更新を考える際に、既存のMFCから置き換えができるかどうかの検討を行う際には、絶対避けては通れない仕様になります。

いくら性能が良くても、いくら安くても、既存の配管システムにそのまま取り付けできないとなったら意味がありません。

MFC側の寸法が諸事情で譲れない場合、配管システムの改造を行わなくてはならず、安く買ったMFCでも、改造費を入れたら実は高い買い物であったとなりかねません。

寸法はW(幅)、H(高さ)、D(奥行き)の三要素になります。
このいずれも注意しなくてはいけない要素です。

その中で一番注意しなくてはいけないのはW寸法、特に面間寸法もしくはポート間寸法と呼ばれる寸法の確認には細心の注意が必要です。

以下の図を見て下さい。

151102_01_2



 大別すると面間寸法は、通常の継手タイプのMFCの入口端と出口端の間の寸法を指します。
ポート間寸法は、IGS(Integrated Gas System)で使用される表面実装型(ダウンポートタイプ)のMFCの入口/出口ポートの中心点を結んだ寸法のことです。

現在のMFCはのサイズ規格には、スタンダードサイズコンパクトサイズがあります。

だからといって図のような2方式×2種類=4つの寸法フォーマットのみか?と勘違いしてはいけません。

ここにはまだ重要な要素が抜けています。
通常継手タイプで、図ではVCRタイプの例を示しましたが、継手には他にもVCOSWL(食い込み継手)、RC(昔の表記でPTメスネジ)等の継手種に加えて、個々の継手種毎に図にある1/4インチだけでなく3/8インチや1/2インチ、6mm等の配管口径による継手形状の変化からの面間寸法の差が存在しているのです。

また、表面実装型(ダウンポートタイプ)の場合、IGSで採用されているシール方式(継手種類みたいなものですね。)とサイズが存在します。このサイズというのは配管径とは異なり、MFCのD寸法で1.5インチと1.125インチがあります。

シール形状?1.5インチ?よくわからなくなってきませんか?
Deco
も今回の説明だけで、全ておわかり頂けるとは思っていません。
まずは「MFCを選ぶ際の注意点として、こういうポイントがあるのか!」と言うことをおわかり頂いた上で、次回からMFCの継手、IGS対応の詳しいお話に入りたいと思います。

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】by Deco EZ-Japan

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