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2013年8月23日 (金)

真・MFC千夜一夜物語 第113夜 MGMRはMFC進化の証!? その9

MGMRタイプMFC(マスフローコントローラー)のお話です。

 さて、今回は長く続いたMGMRのお話の最終回です。

2000年代のデジタル制御で進化の恩恵を被ったのは、MFCという機器も例外ではありませんでした。デジタル化がもたらした最大の進歩が、ご説明してきましたMGMR技術です。圧力上昇率を用いた流量検証方式等で各メーカーさんが苦労して蓄えてこられた貴重な実ガスデータベースに支えられて、今やMGMRはMFCの花形として認知されています。なによりもユーザーサイドでパソコンと通信ケーブルを用意すれば、誰でも簡単な操作でガスと流量を変更できるのですから、便利この上ない製品です。

 

では、そんなMGMRタイプMFCの最大の弱点はなんでしょう?

それは・・・ヒューマンエラーです。

今までのMFCのガス種・流量は、メーカー出荷状態で固定されており、よほどの事がない限りユーザーサイドで変更されることはありませんでした。ところが、MGMRは、前述の通り誰でも簡単な操作でガスと流量を変更できます。これは諸刃の剣でもあるのです。

「操作ミスで意図したのと違うガスに変更してしまった・・・」

「在庫品のガス・流量が変更されているのを確認せず誤ったラインで使ってしまった・・・」

こんな状況でMFCにガスを流してしまえば、場合によっては大きな問題を引き起こしかねません。

MGMRが導入され始めた頃、運用上の人為ミスを嫌って、「MGMRの変更作業は自分たちでは行わない」という思想のお客様も実際におられたと聞いたこともあります。

便利になったからこそ、そのことが招く負の部分をしっかり把握して、確実に運用するシステムを構築していけばいいとDecoは考えます。

いかにモノが進化しても、最後にそれを使うのは人間ですから・・・皆様は、どうお考えになりますか?


【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】 by Deco EZ-Japan

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