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2013年7月26日 (金)

真・MFC千夜一夜物語 第97夜 MFCはデジタルか?アナログか?その3

MFC(マスフローコントローラー)のデジタルとアナログに関してのお話です。

今回はデジタルMFCのデジタル通信による制御が一般的になる前のお話から始めましょう。デビューしたデジタルMFCに立ちふさがったのは「従来機種との互換性」という壁でした。MFCは装置を構成する一部品ですから、当然装置側との信号のやり取りだけではなく、配管接続径、継手種、はては各寸法までを考慮して選定されています。そういった厳しく統制された「アナログ語」という言語でコミュニケーションしている集団に、いきなり「デジタル語」という言語しか受け付けない異質な部品を組み込むわけにはいかない・・・といったところでしょうか?

 

1世代デジタルMFCの一部を除き、デジタルMFCは、「アナログ対応」を謳う互換性を確保し、「従来機種との上位互換」であることをまずは売りとして、市場に投入されていくことになるのでした。では、その中身はいったいどのようなものなのでしょうか?それは下図をご覧下さい。

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簡単に言ってしまえば、AD/DAコンバーターを追加してアナログの入出力に対応したのです。この「追加する」という表現はいささか事実と反しています。なぜならばMFCのセンサーもアクチュエーターもアナログ信号でやりとりされるマテリアルですから、当初からデジタルMFCはAD/DAコンバーターを搭載していました。(図の下の方の信号のやりとりですね。)それに対して、従来のアナログMFCとの互換性を確保するために、設定入力のAD変換と流量出力のDA変換というファンクションを追加したというのが正しいですね。


これで「互換性の壁」であるアナログ信号での制御も可能になり、デジタルMFCの高性能・高機能を引き出せ、さらに必要なときはデジタル通信でデータロギングもできる・・・そんな実用性の高いMFCが登場することで、やっと市場はデジタルMFC化へとゆっくりと動き始めるのでした

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】 by Deco EZ-Japan

 

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