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2013年7月25日 (木)

真・MFC千夜一夜物語 第96夜 MFCはデジタルか?アナログか?その2

MFC(マスフローコントローラー)のデジタルとアナログに関してのお話です。

 さて、話題は時代を遡り、日本半導体がまだまだ強かったころ、デジタルMFCが世に出たころのお話です。デジタルMFCは応答性や精度の向上といった面に加え、今までのアナログ信号(0-5VDC)で行ってきたMFCへの流量制御信号入力や流量出力信号の読み取りを、ダイレクトにRS232C通信を介して行うことが可能になりました。

 それまでも、MFCの信号をD/AA/D変換して制御を行うことはありましたが、ダイレクトでMFCとデジタル通信ができる利点として流量信号のやり取りだけではなく、今までできなかった色んな機能をユーザーサイドでパソコンを使用することも可能になることが挙げられます。

 例えばMFCに流量積算をさせてみたり、ゼロ点リセットをしたり、CFを変えたり、設定と出力不一致アラームをとったり、内部信号の経時変化アラームを取り込むこともできましたし、もっと深いところまでいけば、MFCの調整のキモである応答特性の時定数をいじることも可能でした。

ただ、当時はまだパソコンも今ほど一般的ではなく、どちらかというとまだマニアのものであり、それを駆使してMFCを活用するというのは、なかなか少し敷居の高いものであったのも確かです。研究機関の実験用や、MFCに詳しい装置メンテナンスの担当さんなどがそういった独自のMFC管理システムを構築して、運用されましたが、MFCの主力販売対象である装置メーカーさんなどは依然として、従来のアナログタイプのMFCを使用されていました。

 

装置メーカーさんに本格的にデジタルMFCを採用されるのは、次の世代 DeviceNetなどのフィールドバスの時代まで待つ必要がありました。原因の一つには、RS232C通信とは言いながら、その中身はMFCメーカー毎のオリジナルであり、各社間にソフト上の互換性が無かったことを、装置メーカーさん側で嫌気された為だと思います。

通信規格の一本化と汎用化が望まれていたわけですね。

 万人に受け入れられるのには時間と工夫が必要なものです。

デジタルMFCのデジタル通信による制御という分野も同じだったわけですね。

 

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】 by Deco EZ-Japan

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