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2013年7月 9日 (火)

真・MFC千夜一夜物語 第85夜 MFC専用電源のこれから~PCでの直接制御

 MFCの電源に関するお話の最終話です。

最近のスマホは便利で良いのですが、いざというときにタッチパネルでの操作入力がうまくいかず苦労された方はおられませんか?もしかしてDecoが鈍いだけでしょうか??(汗

今回のお話は、最近増えてきているPCで直接MFCを制御する方法に関してです。

 PCで直接制御できるというのは、PCからコマンドを送って流量設定したり、PCで流量表示をさせたり、ログを残したり、積算流量をカウントさせたりする事を意味します。それに対応しているのは、本体にデジタルインターフェイスを持つデジタルMFCと言うことになります。

アナログMFCですと信号をアナログからデジタルに変換する機器を介せば、同じようにPCで操作が可能ですが、その分のコストが必要になります。最近はMFCもデジタル比率が急激に上がってきていますので、価格もお手頃になりましたので、もしPCでMFCを制御したいという思惑でしたら、迷わずデジタルMFCを選択されるべきかと思います。

MFCのデジタルとアナログに関するお話は長くなりますので、また別の機会を設けさせて頂くとして、今回は電源との接続がどのような形になるのか?一例を見て頂きましょう。

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 大変シンプルになりますね?

MFCのデジタル通信インターフェイスは、RS232CRS485に始まり各種フィールドバスにまで展開しています。フィールドバス対応MFCは電源規格も以前お話しした24VDCとなり、±15VDC専用電源も必要なくなる事もあります。

こういった周辺機器の削減にプラスして、デジタルMFCが提供できる機能はPCでのソフトに依存してどんどん拡張できるわけですから、昨今の大学研究機関では非常に喜ばれる存在となってきています。

 でも、MFCは目に見えない危険性の高いもの=ガスを制御する機器であると言うことを忘れないでください。PCのみで制御している場合、PCにトラブルが生じた場合はMFCの安全性に直結するリスクが生じてしまうことを見落としてはいけません。

「ノーマリクローズのMFCだったら、最悪電源を落とせばいいでしょ?」というご意見もありますが、MFCの閉止性能はバルブほど高くはありません。

上手くガスを遮断できたとしても、今度は安全にガスを配管から抜き出し復旧するにはMFCを再度制御してやる必要があります。ガスはガスボンベの中にある以外は存在しない状態まで戻してこそ復旧と言えるのです。

シーケンサー、タッチパネルで制御される装置でも、必ず非常停止ボタンが別にあり、また復旧プログラムを動かす為のサブシステムが仕込まれています。下図のような従来のMFC表示設定器とPCとの併用が安全上は望ましい姿かとDecoは考えています。

130708_03

 ただ、これはどこまで危機予測・危機管理をするかという個々の考え方の問題ですので、決して強制するわけではありません。システムを運用・管理される方々でよくリスクを検討して決めて頂ければと思います。

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】 by Deco EZ-Japan

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